月別アーカイブ: 4月 2009

スーパーSE #04:問題解決能力

どうも、BMOです。

 
今回のテーマは問題解決能力です。

 

SEの仕事の中で避けて通ることができない問題解決がテーマです。

 

SEの仕事が決められたボリュームの仕事を、決められた手順で、
決められた期間内に完了させる、というような形式の仕事であれば
殊更、問題解決能力の向上を求められることは少ないと思います。

 
しかしながら、幸か不幸かSEの仕事の現場では予期せぬ出来事が発生
しがちで、常に大小何かしらの問題を抱え、それでも仕事を止めることは
許されず走りながら解決していく、というスタイルが日常的なのでは
ないでしょうか。

 
そこで、問題解決能力を向上させるために重要であると考えている
ポイントを以下に紹介したいと思います。

 

 
引用されるテクニックや手法については、それぞれ詳しく紹介&解説
するには紙面が少なすぎるので、不足分は個別にフォローして頂け
ればと思います。

 
(1) 主体性と責任感
 いきなりメンタルなところですが、人間この部分さえしっかりして
 いれば、少々遠まわりしてもゴール(問題解決)まで到達できると
 信じています。

 

 人によっては、責任感から主体性が生まれる人もいるでしょうし、
 逆に責任感は強くなくても、”問題”や問題の発生した”対象”に対して
 当事者意識を持てる人もいると思いますが、どちらでもOKです。
 要は、発生した問題に対して自分が中心になって、問題に正面から
 向かい合えるかがポイントです。

 

 もし、本当に問題解決のスペシャリストになりたいと思うならば
 発生した問題に対して、はっきり自分が対応します、と宣言できる
 気構えが必要だと思います。
 全てを背負う事が難しいと思うなら、可能な範囲でいいので、
 私はこの部分を担当させてください、ということを宣言してみて下さい。

 

 
(2) 分析的思考
 自分がすると腹をくくった次は、少しテクニック(?)的なアプローチを。
 先ずは、問題が発生した状況、事実を集めます。
 これはとりあえず状況をヒアリングして、というような対応ではなく
 事実のみを収集する事を心がけましょう。

 
 よくあるのが、いろいろ調査・分析が進み、どう考えても発生して
 いる現象が辻褄が合わなくなって、再調査したら、そんな事は起こって
 なかったなんてことがあります。

 

 無駄な戻り作業をしないように、物事は主観を入れずに事実だけを
 収集し、余程信用できる情報で無い限り、自分で確認する癖をつけ
 ましょう。

 

 そして、事実を全て収集し尽くしたら、そこから分類や切り分けをして
 問題の根幹となる部分をあぶりだすようにしましょう。

 

 
(3) 論理的思考
 事実の収集と分析により、問題の根本原因が浮き彫りになり、対処
 方法も見つかれば一件落着ですが、状況は分かったが、原因が不明
 だったり、対処方法がなかなか見つからない場合もよくあります。

 

 その場合は、思いつきで原因を決め付けたり、行き当たりばったりで
 対応をして単なるトライアンドエラーを繰り返したり、すだけでは
 問題解決能力はなかなk高まりません。

 

 そこで、以下の様な論理的思考方法を使って、問題の原因究明に当たら
 なければなりません。(それぞれの詳細は別途勉強してください)

 

・仮説思考
 → ある程度仮説を組み立てて、状況に照らし合わせて仮説の正しさを
  検証して、結論を導き出す思考法。

 

・ゼロベース思考
 → 今までの実績や経験から来る既成概念を一度クリアして、ゼロから
  あらゆる可能性を否定せず思考してみる方法。

 

・結論思考
 → 最終的にこういう状態になっていることが求められるというゴールに
  対して、どのようなことができるかを検討していく方法。
  時間もリソースも限られた中での解決策を検討するのに有効。

 

  
(4) 量稽古
 最後は、量稽古です。
 結局、(3)で述べた論理的思考も、対象の状況によったり、自分に合う
 合わないがあったりで、一概にこれが一番の解決策だということは
 言えません。

  

 よって、あまり方法論を意識しすぎることなく、いろいろな経験の中で
 一番良い方法を選択できるようになることが大切だと思います。

 

 そのためには、座学の理論も大事ですが、自らが当事者となって行う
 問題解決のケースを増やす方が能力を高めるためには良い方法だと
 考えます。

 

 
以上、問題解決能力の向上のためのポイントを述べました。

 
分かりきっていることかも知れませんが、問題を抱えているSEさんが
いれば、一度どこまでできているか振り返ってみられるのも
いいと思います。
 
 
 

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iPhoneにSkype

どうも、BMOです。

 
iPhoneのAppStoreにSkypeが登場しましたね。
(いつの話やねん、というツッコミは置いておいて)

 
通話の方は無線LANのエリアでないとだめみたいで、3Gエリアでは
チャットのみに制限されるようです。
(それも、いろんなところで言われてますね、はい)

 
先日遅ればせながら、自分のiPhoneにもインストールしてみましたが、
電話機に電話ソフトをインストールするというのも変な感じがしました。(笑

 
使ってみたところでは、通話品質も問題ないと思いますし、
SkypeのかわいいデザインやインターフェースもうまくiPhone上に
ポーティングされていて、いい感じでした。

 

 

ただ、残念なことは、iPhone用Skypeは(Skypeだけではなく、特別な
ソフトを除いてiPhoneのソフト全てなのですが)バックグラウンドで
動きません。

 

ということは、Skypeを立ち上げっぱなしでないと、待ち受けは
できないということで、基本は発信のための利用に限定されそうな
雰囲気です。

 

 
Appleによると、バックグラウンドでソフトを走らせると、バッテリー
消費が大きいということも一つあるようですが、バッテリー交換を
ユーザ側で自由にさせない形を選択して、それはないんじゃないかな
と思ったりもします。

 

 
それにしても、AppStoreの充実でiPhoneは魅力的なポケットデバイス
になっているように思います。

 

やはり、プラットフォームを活かすも殺すも、ソフトウェア次第なの
かもしれませんね。
 
 
 

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黄金比と白銀比

どうも、BMOです。

 
桜井進さんの本を読んでいて、黄金比と白銀比の特徴を比較
したところがあってとても面白かったので、みなさんにも
ご紹介させていただきます。

 
黄金比というのは、よく知られているように、歴史的建造物
(パルテノン神殿やピラミッド)、美術、芸術(ミロのヴィーナス、
ダ・ヴィンチのウィトルウィウス的人体図)にみられたり、
自然界にも、植物の葉の並び方や巻き貝の中にも見つけることが
できる比率です。
ちなみに、名刺やクレジットカードの縦横比も黄金比ですね。

 

黄金比を正確に説明しますと、、
a, bの長さで 2 つに分割するときに、a:b = b:(a+b) が
成り立つように分割したときの比 a:b のことで、
近似値が1:1.618、約5:8となります。

 

 
それに対して、白銀比というのがあるのはご存知でしたか?

 
恥ずかしながら、私は白銀比という言葉を知りませんでした。

 

 

近似値は1:1.414、約5:7となります。

 
白銀比は日本と関係が深いと言われており、法隆寺などでも
その比率がよく見られ、日本人好みの比率であったようです。

 
また、現代でみると、紙のA版、B版の縦横比率は白銀比で
白銀比は、その形を半分にしても、同じ相似形が生み出される
特別な形です。(A4の半分はA5ですもんね)

 

 
桜井さんによると、丸太を効率的に切り出そうとすると
円に内接する正方形を切り出すのが一番効率がよく、その
辺と対角線の比率1:√2がよく使われたのだとか。

 
で、その特徴の比較に感心したのですが、

 

黄金比 <-> 白銀比
 装飾   実用
 華美   簡素
 動    静
 生    死
 拡大   相似

 

だそうです。

 

私は、この比較をみてすごく納得するものがあり、そして単なる
数から 形であったり、イマジネーションであったり、更に共通の
感覚まで生み出すことにすごく感心してしまいました。

 

 

黄金比は、アンモナイトの螺旋を形作るように拡大のイメージ
ですが、私は、白銀比の均整の取れた相似形の連続がどうも
しっくりきます。

 

ちなみに、私は子どものころから、三角定規で直角二等辺三角形の
定規がなぜかお気に入りだったのですが、それは私だけの傾向か、
日本の小学生に共通な性質なのか調べてみたくなりました。(笑

 

だれか、そんな情報もってませんかね?
 
 
 

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WBCの広告

どうも、BMOです。

 
最近ではあまり話題に上りませんが、WBCの話題です。

 

WBCの中継を見ていて、みなさんは球場のバックネット下の広告が気に
なりませんでしたか?

 

日本代表の試合の場合、日本向けの広告が入っていましたので、当初大型
スクリーンの電子広告かなと思っていました。

 

でも、相手側の国民も応援しているわけですから、相手側の国のTVにも
日本の広告が映っているのかどうも気になりました。
もしかしたら、視聴者数の多い国やお金を沢山払える国の広告を優先的に
流すのかな、なんて思ったりもしていました。

 
 

そんなもやもやがネット上のある記事を読んで氷解しました。
http://markezine.jp/article/detail/6906

 
それは、なんとITを駆使したバーチャル広告だったのでした。

 

上記の記事曰く、あの広告は、現地では無地となっており、位置検出技術を
使ってCGの広告を合成して各国へ映像として配信しているもの、だそうです。
私は見ていてCGであることに気づきませんでしたし、かなり高度な画像処理や
位置検出技術が用いられているとのことです。

 
前に、ハリウッドのボディダブルの話をしましたが、もう見えているものも
何を信じていいかわからないですね。

 
ボディダブルに興味のある方は、以下の記事を。
http://www.bmo.bz/blog/?p=178

 

 

話は飛びますが、近頃の仮面ライダーのロケは戦いの場面でも、ビルの屋上や
おしゃれな街中でおこなわれています。

 

昔の仮面ライダーは、戦いの場面になると『こっちだーぁぁぁ』とか言いながら、
山間の採石場に場面を移して戦いが始まりましたが、最近の仮面ライダーでは
普通の街中でも派手な爆発や戦いのシーンがCGで作りこまれています。

 
 

かなり前にバーチャルリアリティという言葉が流行りましたが、あの時はどう見ても
バーチャルリアリティの画面であることを”リアル”に感じましたが、もう既に
バーチャルであることすら感じさせないリアルが溢れているのですね。
 
 
 

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便利なシフトキー、コントロールキー

どうもBMOです。

 
久しぶりのWindowsTIPSです。

 
今回は、日ごろよく利用するであろう、ファイルのコピーや移動について
便利な機能をご紹介します。

 

 

一つ目は、ファイルコピー時のシフトキーの便利な使い方です。

 
ファイルをコピーする際に、コピー先に同じファイルが存在していて
いちいち上書き確認にはい・いいえを押すのが面倒くさい場合があると
思います。

 

VISTAではファイルのコピー先に同じファイルがあったときに、上書きするか
コピーしないかを確認するウィンドウの左下に、同じ操作を全てに適用する
というようなチェックボックスが出てきます。

 

XPの確認ウィンドウでは、全て上書きはあるのですが、全て上書きしない
(スキップ)というボタンはありません。
が、安心してください。

 

その場合でも、シフトを押しながら『いいえ』をクリックすると全て上書き
されずにコピーされます。

 

 
二つ目は、シフトキーとコントロールキーです。

 
ドラッグ&ドロップでファイルを移動、コピーする場合、同一ドライブであれば
デフォルトはファイル移動、別ドライブであればファイルコピーですよね。

 

そこで、同一ドライブでもファイルをコピーしたい場合は、コントロールキーを
押しながらドラッグ&ドロップをしてみてください。
同一ドライブでもコピーモードになります。

 

逆に、別ドライブにフィルを移動したい場合には、シフトキーを押しながら
ドラッグ&ドロップをしてみてください。
コピー元のファイルはなくなって、ファイルは移動されます。

 

 
GUIは直感的に操作ができるのですが、その操作に慣れてしまうとそればかり
使ってしまう傾向があるように思います。

 

こんな事ができたら、操作の効率が上がるのになぁ、と思うことがあれば
ネットで検索してみるのも一つかもしれません。
特別な操作で無い限り、うまいやり方が見つかることが多いと思います。
多分、Windowsを作っている人達も、同じように不便を感じて、日々改良して
いると思いますので。

 

 
問題は、それをうまく広げる術が少ないことなのかもしれませんね。。。

 

微力ながら、がんばりたいと思います。
 
 
 

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