月別アーカイブ: 2月 2009

フリーのPDF作成ソフト

どうも、BMOです。

 
今回はフリーソフトを一つご紹介したいと思います。

このソフトはBMOもよく利用させて頂く無料PDF作成ソフトで、
クセロPDFといいます。

 
こちらからダウンロード可能です。
http://xelo.jp/xelopdf/xelopdf/

 
ご存知の通り、PDFは表示ソフトが無料で広く利用されているため
PDF形式でデータを授受することで、データを受け取る側の環境に依存せず
データを閲覧可能です。
流石に、無料のPDF表示ソフトがインストールされていないと受け側でも
閲覧できませんが。

 
本家Adobe社のリーダーソフトのダウンロードはこちらから。
http://www.adobe.com/jp/products/reader/

 
ちなみに、クセロ社もリーダーを無料で提供しています。
http://xelo.jp/xelopdf/readerzero/index.html

 

 

 

使い方は至って簡単です。
このソフトをインストールすると、仮想的なプリンタが一つ追加されます。
インストール後、PDF化したいファイルを開いて、そのファイルを新たに
追加された仮想的なプリンタで印刷するだけです。

 
プリント出力できるソフトのデータなら何でもPDF化可能です。
印刷指示をすると、保存先を聞かれるので、しかるべきフォルダを指定すると
印刷完了後その場所にPDFファイルが生成されます。

 
一点だけ注意が必要なのは、このソフトは無料ソフトなので、PDF作成処理の
前に、自動的にブラウザを起動させて広告ページを表示させます。

 
もし、PDF化するPCがインターネットに接続されていない場合、広告ページが
表示されないので、PDF化が中止されます。
その点だけが制限で、それ以外PDF化のスピードも精度も特に問題を感じた
ことはありません。

 
無料のPDF作成ソフトをお探しの方がいれば、参考にして頂ければ幸いです。
※BMOとクセロ社は何の関係もありません、念のため。

 

 

 

と、ここで終わると単なる無料ソフト紹介になってしまうのですこし、PDFの
フォーマットについて最近の動向をご紹介しておきます。

 
PDFはPortable Document Formatの略なのですが、2008年7月に国際標準化機構(ISO)で
国際規格として承認されました。規格名は「ISO 32000-1」です。

 
ここで公開される仕様を元にすれば、PDFの作成及び読み込みソフトを自作する
ことも可能となります。

 
PDFは事実上の標準(デファクトスタンダード)という状態から、真の国際標準に
なったんですね。

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仮想化の波

どうも、BMOの池田です。

 
一時期概念が先行する形で、仮想化についていろんな話がでてきま
したが、最近はそれが身近なものとなりつつある感じがしています。

 

共用のインターネット回線を仮想的に専用ネットワーク化する
VPN(Virtual Private Network)は、今やIT系のほとんどの企業が
採用し、社外で活動する社員の必須技術になっていますし、

更に、VPN経由でアクセスする先は、単にデータが保存されている
ファイルサーバではなく、最近では自分のPCそのものだったりします。

 

 
即ち、自分のPC(CPU)は会社にあり、VPNを経由してリモート画面で
そのPCを操作する(シンクライアント)形態が主流となりつつあります。
そうなると、外出している社員が持つPCは単にVPNにアクセスが
可能で、接続元のPCの画面を表示する能力さえあればよいものになり
(故に、Thinクライアントなのですが)、外出先で自分のPC(CPU)で仕事を
するため、わざわざ外出先にデータを持ち出す必要もなくなり、当然
外出先でのデータ紛失の危険性も少なくなります。

 
そういう流れの中で、更に会社にあるPC自体も一人に一台のPCを
アサインするのではなく、高い処理能力のPCに複数の仮想的なPCを
立ち上げて、効率的に運用しようという流れも出てきています。

 
結局、限りあるITリソースの中で、利用者の想定最大のピークを予測して、
それぞれに各リソースを占有させる方式はリソースの有効活用とはなりま
せんので、今後は仮想化と集約化が進むのではないかと思います。

 
私が社会人になった頃は、まだホストコンピュータが全盛期で、様々な
処理を一極集中的に処理するのが一番処理効率のよい方法だという
考えが主流でした。

 
それから、ダウンサイジング、分散化の流れを受けて、処理がどんどん
分散化されましたが、結局それも効率が悪いと言うことで、分散化は行い
つつ、サーバを一つのラックに集約するようなブレード化が進んで
きました。

 
しかし、ブレード化では、機械を一箇所に集めるだけの効率化でしかなく
リソースを有効活用するための多重化効果を見込むものではありませんでした。

 

 
そして、ここに来てCPU、メモリ、DISK、そしてネットワークなどのITリソースの
仮想化が実用化レベル(費用も含め)となってくると共に、また処理形態が
昔のホストコンピュータのようになるのかもしれません。
とは言え、分散化のコンセプトは生かされつつ、最適リソース配分を
柔軟にコントロールできる形として。

 
このような状況を垣間見ていますと、ちょっと昔に、蛇口をひねって水が出るように、
ネットワークさえつながっていれば、CPUリソースも必要なときに必要な時だけ使える
ようになる、と言われてたことが俄かに現実味を帯びてきたように思える

今日この頃です。

 

レンタルサーバもVPSの時代ですしね。。。

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BMOの初心者集まれ【第3回:ショートカットキー最終回】

どうも、BMOです。

今回はショートカットキーに関するテーマの最終回です。

 
今までは、Windowsが標準で提供してくれているシートカットを紹介
してきましたが、今度はショートカットキーを自分で定義する方法を
ご紹介したいと思います。
これで、普段よく使うアプリケーションをマウスを使わずキーボードから
起動することができます。

 
余談ですが、私は個人的にマウスを操作する場合、キーボードから手が
離れてしまうのがどうも好きではありませんのでショートカットキーは
手放せません。

 
さて、自分でショートカットキーを定義することはそんなに難しくありません。
通常、プログラムを実行する場合はプログラムをインストールした時に
勝手に(?)できる以下のようなデスクトップのショートカットアイコンを

 

 

ダブルクリックするか、スタートからプログラムを選択して起動していると
思います。

 
ショートカットアイコンであるかどうかは、上のイメージのように、
左下に、小さい矢印が付いているものがそうです。

 
実は、スタートから表示されるプログラムも実態はこのショートカット
アイコンです。
と言うのは、通常スタートを左クリックしますが、一度右クリックして
『開く(O)』を選んでみてください。
そこには、プログラムフォルダがあって、その下にはいろんなプログラムの
ショートカットアイコンが並んでいると思いますので。
少し、横道にそれてしまいました。

 
さて、いつも起動しているプログラムは、上記のどちらかだとしますと、
デスクトップの場合はアイコンをダブルクリック、また、スタートから選ぶ
場合は起動したいプログラムを選択していって、最後に左クリックで実行
していると思います。

 
ショートカットを作成す場合は、ダブルクリックや左クリックをせず
それぞれのアイコンを選択した時点で、右クリックしてメニューの一番下の
プロパティを選択してみてください。

 

 

そうすると、こういう画面がでると思いますので、ここまで出ればほぼ
完成です。

 

 
そこで、丸で囲ったショートカットの『なし』となっているところをマウスで左クリックして
入力状態にした上で、ShiftキーとCtrlキーを同時に押してみてください。

 
すると、ショートカットキーのテキストが最初は『なし』となっていたのが、
Ctrl + Shift とか、押したキーに対応して自動的に変化するのがわかると思います。

 

 

そこで、自分独自のショートカットキーのアルファベットを決定します。
例えば、Shift + Alt + M でメモ帳を起動しようとすれば、先ほどの操作で
ShiftとAltとMキーを同時に押します。

 

そうすると、以下のようにショートカットキーに今押したキーが定義され
ますので、そのまま適用ボタンをおします。

 

 
そうすると、あら不思議、Shift + Alt + M でいつでも、メモ帳が起動
できます。

 

 
定義を消したいときは、先ほどのショートカットキーのテキストを選択して
削除キー(Deleteキー)を押してください。
元の、『なし』に戻ります。また、ショートカットアイコン自体を消しても
定義はなくなります。

 
定義可能な組み合わせは、
Ctrl + Shift + 任意のアルファベット
Shift + Alt + 任意のアルファベット
Ctrl + Alt + 任意のアルファベット
Ctrl + Shift + Alt + 任意のアルファベット
ですので、好きな組み合わせで定義してみてください。

 
手当たり次第に定義すると、どのプログラムがどのキーで起動するかが
わからなくなるので、程々にして日々の作業を効率化してもらえたら
ありがたいです。

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