月別アーカイブ: 2月 2009

BMOの初心者集まれ【第4回:パソコンの仕組み、その1】

どうも、BMOです。

 
これから数回にわたり、パソコンの主要構成部品(パーツ)や仕組みに
ついて簡潔にかつわかり易く説明できればと思っています。

 
注意として、ここで説明しようとしている内容は、細かい動作原理などは
ひとまず置いておいて、パソコンを購入することろから始まってパソコンに
触れ始めた人が疑問に思うことをわかりやすく説明することを主眼において
います。
なので、仕組みの説明に例えが多用され、正確性に欠けているところが
あるかもしれませんが、先ずはイメージすること最優先としていますので、
細かいツッコミはご遠慮頂ければと思います。

 
個人的には、パソコンがどうして動作するのかを、IT技術者の方を含め
もっともっと知って頂きたいのですが、それはまたの機会に。

 

 

初回は、CPU(シーピーユー)についてお話しします。

 

一部では普段の会話に、『私のCPUは旧式なので・・・』なんて事を話たり
しますが、(しませんか?) 【しーぴーゆー】って何でしょうね?

 
英語の略語の意味なんて覚えても、興味がなければ忘れちゃうと思うので
”強いて”一言でいうならば、パソコンの頭脳にあたる部分です。

頭に『強いて』を入れたのは、人間の頭脳とたとえるにも、CPUの持っている
機能は、人間の頭脳のほんの一部の機能しかなくて、パソコンの他の部品と
一緒になってやっと頭脳っぽくなるものなので、そういう表現をしました。

 

最近はあまり聞きませんが、パソコンは計算機といわれていました。
その計算を行うところの、本当に『計算』をするだけしかできないのが、
CPUなのです。
なので、よくいいCPUを買うとパソコンが早くなると思って高いパソコンを
買ったけど思ったより早くなかったなんてこともあると思いますが、これは
CPUは単に計算をする部品だというイメージがあると納得もできるのではないかと
思います。

 
実は、CPUは計算はできますが、自分の計算した結果を覚えておくことすら
できません。

 
もうちょっと正確に言うと、次の計算をすると直前の結果は忘れてしまいます。
ニワトリですら、三歩あるくまでは前のことを忘れないのにCPUは一歩進むと
前のことは忘れます。

 

なので、折角計算した結果を残しておいたり、計算するためのネタをいちいち
読み出したりと、CPUと他のパーツが連携しながら処理(計算)を進めていくので
単に計算だけが速くなっても思った通りの速度は出ないことになります。

 
何となくCPUのイメージがつかめましたでしょうか?

 
これからしばらくは、週一ペースでこのような感じでパソコンのパーツについて、
あれこれ書いていきたいと思いますので、よろしくお付き合いください。

タグ , ,

匠に愕けの正反対

どうも、BMOです。

 
まだ一回だけですが、以前『匠に愕け』というテーマで書きましたが
先日、それと正反対のプロ意識がなくてがっくり、という体験をしてしまいました。

 
東京の出張先のビルの地下にパン屋さんがあり、たまに利用させてもらいます。
その日はたまたまレジ係の人がいなくて、レジの前から奥の方に声をかけました。
すると、裏でパンを焼いていたと思われるお兄さんが、お待たせしました、と
言いながら出てきてくれました。

 
お兄さんの様子は、まさに今パンを焼いてましたという感じで、白いゴム手袋を
したままでした。

 
で、トレーのパンを袋に入れてくれるまではよかったのですが、xxx円ですと言われて
差し出した私の千円札をそのままゴム手袋のまま受け取って、レジからそのまま
小銭を取り出して私におつりを渡してくれました。

 

 
うーん、、、

 

 
お兄さん、何のためにゴム手袋してはるんですか?
貴方の手を守るためですか?
それとも、パンを焼くときには白いゴム手袋をして作業するルールになっている
からですか?
と、心の中で質問をしてみましたが、お兄さんは裏でのパン焼きが忙しいのか
ありがとうございました、と言ってすぐに裏に戻っていかれました。

 

 

日々行う作業を極限まで見つめ直し高める努力を続けると匠に近づきますが、
自分の仕事に疑問を持たず受動的に作業をこなす事だけを繰り返していると
それはあまりにももったいない時間の浪費に他ならないのではと思います。

 
人間この姿勢の差って、将来とてつもなく大きな差になる筈です。

少なくとも、私はそう信じています。

タグ

Googleを使おう#03

どうも、BMOです。

 
GoogleEarthの最新版がリリースされましたね。
早速インストールしてみたのですが、
まいりました、GoogleEarth。

 
今回の目玉は、同じ地点の過去に遡る事ができる、地上のみではなく、
海中にも潜ってゆけるというようなところでしょうか。

 
BMOのオフィスは田舎にあるので、画像が頻繁に更新されていないので
あまり過去に遡ることはできませんでしたが、都心などは埋立地が
広がっていく様子や、橋が架かっていく様子などを見ることができます。
海の方は、潜ってはいけるのですが如何せん海中は地形データしかないので
あまり面白い画像は見られませんでした。
Google社の事なので、珍しい深海魚が見れたりするのかなと期待しましたが
その期待は見事に外れました。

 
その他にも、ビルの様子が3Dで表示できるのですが、テクスチャも実在の
ビルに合わせて作成されており、ただただ感心するばかりです。
私の子どもの頃は、家庭に地球儀がありましたが、GoogleEarthがあれば
もう地球儀なんていらないですね。

 
ちなみに、Googleのソフトに対してはアイデアや技術力も当然感心の対象ですが
操作性についても特筆するものがあると思っています。

 
これは、技術者が常に利用者の目線でソフトと向き合っているからできるのでは
ないかと勝手に考えています。
また、彼ら自身もソフトのヘビーユーザーであり、ソフトに求める要求レベルも
非常に高いものがあるのだと推察します。

 
いくら高い技術力があっても、利用者を置いてけぼりにするソフトは
最終的に淘汰されると思っています。
そういう面でも、Googleには見習うべきところがたくさんあると思いますし
技術者としても時には過剰な程の刺激を与えてくれる有難い企業ですね。

タグ ,

モバイルデバイスの実力

どうも、BMOです。

 
今回は私が日ごろ使っているモバイルデバイスについての話題です。

 
ここ一年以上、週の半分程度は出張している状態なので、場所を選ばず
ネットに接続できるように、イーモバイルの定額のデータ通信サービスを
使っています。

 
データ通信専用のカードもあるのですが、PDAタイプの方が何かと遊べるかな
と思って、最初はSHARPのEM-ONEという機種、現在はHTCのTouchDiamondを
使っています。

 

http://emobile.jp/products/ht/s21ht/

 
これは、WindowsMobileを搭載した携帯電話なのですが、USBでつないで
最大下り7.2MbpsのHSDPA通信が可能な通信デバイスにもなります。

 

 
これが優れもので、
携帯電話になったり、データ通信デバイスになったりは当たり前なのですが
カメラ機能、ビデオ機能、音楽プレーヤー、FMラジオになったりもします。
更に、定額でネットにつなぎ放題なので、通常のWebブラウジング、メールも
し放題です。
ワンセグは付いていないのですが、KeyHoleTV をインストールすればTVも
視聴可能です。極めつけは、GPSも付いているので、モバイル版のGoogleMapと
連動させれば、簡易ナビになってくれたりします。

 
とあまり書きすぎると、結局自分の持ち物の自慢かいな、ということになって
しまいますが、モバイルデバイスの進化はここまで来ました、ということを
感じて頂ければと思った次第です。

それも、こんなちっちゃくなって。(シャープの端末もあれこれできましたが
いかんせん、大きさが、、、)

 

 
ただ、WindowsMobileベースの携帯は、上記の後半の機能を実現しようと
すると、自分でWindowsMobileにソフトをインストールしたり簡単な設定を
したりする必要があります。 
この辺りが、PDAやモバイルPCがまだ一部の利用者にしか受け入れられない
理由になっているのだと思います。

 
通常の携帯電話であれば、全ての機能が事前にセットされて、メニューを
選択すれば全て機能を使えるので。

 
これらの端末は、これから更に高機能化が進むと思われますが、拡張性を
スポイルせずに利用者の垣根をどこまで下げられるかが今後の課題なんだと
思います。
その点では、Apple社が一日の長があるように思いますが、iPhoneのブームも
どうも一過性のものであるように感じますので、あと一歩なんでしょうね。

 

 
その一方で、一般利用者のリテラシー向上も必要だと考えますので、
BMOはその分野でも皆さんのお役に立てるようがんばっていきたいと思います。

タグ ,

ボディダブルって

どうも、BMOです。

 
とあるメール情報で興味のある記事を見つけました。

 
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」という映画、みなさんは興味おありですか?
主演はブラッド・ピットなのですが、80歳で生まれて、年を追う毎に若返って
いくというストーリーです。
最近よくTVで予告編を見ますが、そこには、80歳からどんどん若返っていく
ブラッド・ピットが映っています。

 
それを見ると、生まれたばかりの老人の風貌をしたブラッド・ピットの身長が
あまりに小さいので流石に本人ではないんだろうなと思っていました。
いくら、周りに身長の高い人を集めたとしても、ちょっと不自然だなと。

 

 

でも、そのメール情報で謎は解けました。

 

 
みなさんは、ボディダブルという言葉をご存知でしたか?

 
これは、映画業界で用いられる言葉で、部分的に代役を使うことを言うのですが、
この映画では、特殊メークをしたブラビの顔を別の人の体と合成したらしいのです。

 
以前、今のCG技術を使えば役者はなくても映画が作れるけれども、ハリウッドの
映画俳優のユニオンが職の保障のために、危険な場面などの必要性が認められた
場面以外は生の(?)俳優を使うよう映画会社と取り決めた、というような事を
聞いたように記憶しています。

 

 
技術の進歩に改めて驚愕すると共に、人間が感じるリアリティは結局、
脳の認識レベルに他ならず、実際はどうかなんて誰にもわからないのだと
勝手に思考を飛躍させてしまいました。

 
皆さんも、一度は思ったことないですか?
自分の認識している世界が、全て誰かが作った擬似的な世界だったら、なんて。

 
# それってマトリックスの見過ぎ?、みたいな

タグ , ,