技術情報」カテゴリーアーカイブ

Gmail送信Undo

どうも、BMOです。

 
先日興味深い記事を見つけました。

 

さすがGoogle、また面白いことをやったな、という感じです。

 

 

以下は、その記事。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0903/21/news003.html

 

Googleが何をしたかというと、Gmailでメールを送信した後、何か
間違いに気づいた時に、送信後5秒以内であれば、Undo(取り消し)が
利くという機能を作ったらしいのです。

 
人間は不思議なもので、何か間違った内容のメール、間違ったあて先の
メールを送った時に、確信は無いけれども、何か違和感を感じている
ことがあると思います。(私だけですか?)

 
で、大体その悪い予感は当たって、送信済みのメールを確認したり
すると、案の定不適切なメールを送っていたりします。
当然、通常のメールであれば、後の祭で出してしまったメールは
二度と戻ることはありません。

 

でも、Gmailなら、何か変だと感じた時は、すかさず送信Undo(Cancel)を押して
しまえば、送られる前に間違いが無いか再度確認することができます。

 
上記に、私だけ?、とコメントしましたが、Googleの開発者もUndo機能を
作るぐらいなので、やはり送信直後に何か違和感を感じて、結果それが
悪い方で的中するという経験を持っているのでしょうね。
でないと、5秒間という猶予時間は、送信済みメールを読み直して間違いに
気付くには時間が短すぎますからね。

 
人間はなぜ、瞬時に、直感的に送付するメール全体から何か違和感の
あるところを見つけ出すことができるんでしょうか?

 
もしかしたら、Googleのことですから、近い将来メール送信前に勝手に
『どこか分からないけど何か変』、なんてコメントを出してくれるように
なるかもしれません。
 
 
 

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IE8日本語版のダウンロード開始

どうも、BMOです。

 
マイクロソフトのサイトからIE8(Internet Explorer 8)の日本語版
ダウンロードが開始されたようです。

 

http://www.microsoft.com/japan/windows/products/winfamily/ie/function/default.mspx

 

今回の新しいIEの売りは、高速化らしくその実力を証明するために
ビデオまで準備されていました。

 

そのビデオを見てみたのですが、どうみてもIEの速度の有利性を
表すというより、各ブラウザには得意不得意があって、突出して
どれがよいというようなものは存在しない、という風にしか
受け止められませんでした。

 
それよりも、Webページを作成する事も仕事の一つにしている者としては
ブラウザの互換性についてもっときっちりしてもらいたいなというのが
正直な感想です。

 

 
以前も少し書きましたが、CSSハックなんて言葉があること自体
問題だと思いますので。

 
とはいえ、個人的にはクラウドコンピューティングの発展にともなって
ブラウザの重要性が更に増してきて、OSというよりブラウザのシェアが
今後大きなファクターになってくるように思います。

 
もっと言えば、重たいOSなんて不要で、ネット接続+ブラウジングが
できるだけのシンプルなOSが今後の主流になるのかもしれませんね。
 
 
 

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iPhone3.0発表

どうも、BMOです。

 
iPhoneを持って、一番と言っても過言で無いほど驚いたのが、コピー&ペースト
(以下、コピペ)の動作ができないことでした。

 
このご時勢、コピペのできない計算機が無いはずは無いという自分の信念に
従って、あれこれ操作をしてみましたが、結局は見つからずじまいでした。

 
まさかと思い、Webで調べると、何故かできないとのこと。

 

 

そのショックも消えやらぬ間に、iPhone3.0という新しいiPhone用のOSが発表
されました。

 
その発表の中で、コピペが可能となることが少なからず話題になっていました。
上述しましたがやはりこのご時勢、コピペができるようになったことがこんなに
話題になることは珍しいと思います。

 
ただ、iPhone3.0のリリース時期が夏ごろになりそうということで、しばらくは
コピペの無い状態でiPhoneとお付き合いをするしかなさそうです。
 
 
 

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S.M.A.R.Tは本当にスマート?

どうも、BMOです。

 
ブログのバックログを溜めてしまって、連続掲載中なので
あまり正しい表現ではないですが、と前置きしつつ。。。

 

昨日のブログでハードディスクのS.M.A.R.T機能についてご紹介
しました。

 
定期的な健康診断は人間でも機械でも共に有用であると信じているの
ですが、その後興味深い記事を発見しました。

 

 
それはこの記事です。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070219_disk_failures/

 

少し古く2007年の記事ですが、10万台以上の民生用ハードディスクドライブを
使用しているGoogleがハードディスクの故障に関して調査した結果によると、
「S.M.A.R.T.(スマート)」の値から得られるいつ故障するかどうかの予測は
ほとんど関係なかったとのことなのです。

 
こちらは、Googleの研究報告のAbstractです。(PDFの論文全体も以下の
ページから参照可能です)
http://labs.google.com/papers/disk_failures.html

 

 

 

当然ながら、メーカーも推奨していない50度を超える環境での稼働により
故障率が上昇することやScan Errorが出てから60日以内に故障する確立が
エラーが出ない場合の39倍だったりと、S.M.A.R.Tから得られる値がが
全く役に立たない訳ではなさそうですが、Googleで故障してしまったハード
ディスクの大半は何のS.M.A.R.T値によるエラーも出していなかったようで、
いわゆる突然死という状態で故障したとのことです。

 
総合すると、S.M.A.R.Tによるアラートが出ていないからといって、故障
リスクが低い状態であるとは限らない、また、S.M.A.R.Tのアラートが出た
場合は、故障リスクが高まっている状態と考えることができる、という
ことでしょうか。

 
結局我々ができることは、重要なデータは定期的にバックアップを取ると
いう事に落ち着きそうですね。
 
 
 

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ハードディスクの健康診断

どうも、BMOです。

 
突然ですが、みなさんは定期的に健康診断を受診されているでしょうか?
日ごろから自分の体に関する数値を知っておくことで、体調の変化を
客観的な数値から読み取ることができます。

 

 

同様にパソコンの部品のハードディスクにも同様な体調(機械の調子
なので、機調?)診断機能があります。

 
S.M.A.R.T(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)と呼ばれる
もので、多くのハードディスクに内蔵される自己診断機能です。

 
具体的には、読み取りエラーの発生率や読み書き速度、モーターの起動・停止の
通算回数、出荷以来の通算の通電時間、ディスクが固定位置からずれた距離など、
数十件に及ぶ検査項目が用意されています。
これらの検査項目は、ATAおよびSCSIの仕様で定義されています。

 
この実績数値はハードディスク内にどんどん蓄積されていきますので、蓄積
された情報より、故障の兆候を予見してユーザに知らせたりすることが可能と
なります。

 
ちょうど、かかりつけのお医者さんが、定期健診の数値を見ながら、そろそろ
肝臓をいたわった方がいいよ、などと忠告してくれるようなものです。

 
ただ、人間は摂生により回復の見込みがありますが、機械部品の場合は
そういう警告がでた時点で、そのHDDがまだ動いている間に一刻も早く
バックアップを取るということになると思いますが。

 

 
ちなみに、S.M.A.R.T情報はOSではチェックしていませんので、無料・有料の
診断ツールをインストールして定期的に数値をチェックする必要があります。
無料のものも結構多く有りますので、一度検索して探してみられては
いかがでしょうか。

 
何事も予防が大切ですから、突然HDDが読めなくなって慌てることが無い様に
普段から大切なデータはバックアップすることを心がけましょう。
 
 
 

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