IT全般」カテゴリーアーカイブ

情報を処理する

どうも、BMOです。

 
今日は情報処理の話です。
なんて事を言うと、いままでもそんな風な話じゃなかったの?
と、いわれそうですが、情報処理といっても Information Processingでは
なくて Information Disposal (情報を処分する)という話です。

 
というのも、先日『処理をする』という日本語の英訳に上記のProcessing
という単語ではなく、Disposalという単語を使っているシーンに遭遇しました。

 
どうやら、翻訳した人は単語の意味を深く考えずに、単に機械的に
 『処理』 を翻訳しただけのようなのですが。

 
我々は情報に付加価値を与える意味で当たり前のように情報『処理』という言葉を
使っています。しかし、今後更に情報が更に氾濫し、個人情報もどうやって守るかを
真剣に考えなければならない時代に、ごみ処理(Garbage disposal)と同じ意味合いで
Information Disposal も(こちらは間違いではなく)を考える必要が出てくるな
という風に感じました。

 
既に企業では、パソコンなどを廃棄する場合は、ハードディスクの内容を単に
ファイル削除したり、フォーマットして消すだけではなく、しかるべきソフト
ウェアでランダムな情報を何度も上書きして、完全に磁気情報に履歴を残さない
ようにして処分します。
或いは、ハードディスク自体を物理的に破壊(シュレッダー)することもあり
ます。

 
ただ、個人レベルで正しく情報を処理(処分)している方は少ないかも
しれませんね。

 
オークションでいらなくなったパソコンを売るとか、不要な携帯電話を
処分するとかの際は、中に保存されたデータを適切に処理(処分)してから
人手に渡すように気をつけるべきだと思います。

 
一方で、そういう情報処分の不完全なところを突いたお助けソフトもあります。
大切なデジカメの写真を誤って消したとか、仕事のデータが入っている
ディスクをフォーマットされてしまったとかでも、そのデータを復旧する
ソフトがあります。

 
個々のソフトについては、ここではお話しませんが、検索キーワードとして
『ファイル復活』などでサーチすると有料・無料含めいろいろなソフトが
あることがわかると思います。もし、誤ってファイルを消して困っている方が
いれば是非お試しください。

 

 
最後に話を戻しますが、上記のツールがあるということは少し知識のある人は
消したつもりのファイルを簡単に復旧させることができるということですので
情報を処分する際はくれぐれも慎重にお願いします。

 
これで終わると、不安だけを煽って終わりになっちゃいそうなので、
明日は続編で安全な処分の方法を少しお話したいと思います。

 

 

もし、パソコンのどこに何が保存されているかよくわからないよ、という方が
いらっしゃれば、手前味噌で恐縮ですが以下に解説を風なものを書いていますので
参考にして頂ければと思います。 

http://www.bmo.bz/blog/?cat=13

 

 

 

 

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ITで省エネ

どうも、BMOです。

 
今回は省エネの話題です。
地球温暖化防止のためにITで何ができるかなと取留めもなく考えたりする
今日この頃ですが、ちょっと面白いものが2点ほど目に留まりましたので
ご紹介させてください。

 
一つは、NECが開発した省エネソフトで、パソコン利用者の使い方を自動的に
学習し、使用状況に応じて画面をこまめに消してくれるらしいです。

 
この世界で仕事をしていると、”コンピュータが自動的に学習し・・・”という
うたい文句に懐疑的になるのはある種の悲しい性ですが、まぁそれはおいて
おいて、ITで省エネに貢献しようというスタンスはすばらしいことだと思います。

 
斯くいうBMOも、負けずにITで地球温暖化防止に役立てるアイデアやソフトを
生み出していきたいと思います。

 
こうやって、PCで文章を作成しながらもCO2を排出していっているんですものね、
どこかで排出を減らす方向で貢献しなければいけません。

 

 
もう一点は、羽田に向かう京急の電車で見かけた省エネの仕組みです。
男性にある種共通の性質か?、私の幼児性が抜け切れていないだけなのか?
空いている電車の先頭・最後尾車両に乗ると必ず運転席や車掌さんの席が見える
ところに行ってしまいます。(決して、鉄道マニアではないのですが)

 
速度計を見てこんな速度で走っているのかとか、回生ブレーキで回収される
電流計の針を眺めて感心したりとか、地下鉄の風景とかも眺めていて面白いものが
あります、、、よね?

 

 
で、京急の車両の話に戻りますが、先日たまたま最後尾に乗って車掌さんがいる
運転席(でも運転は先頭車両)を眺めていると、そこに小さいモニターを見つけました。
よく見ると、車両別に乗車率と車内の温度が表示されていました。

 
最近の列車は、車両単位で乗車率を把握していることに驚いたのと、ちゃんと
車両毎に温度をリアルタイムに把握できているんだなと感心しました。

 
当然車両毎に温度管理もできるのでしょうから、ちょっとしたIT化によって
無駄に暑い、寒いがなくなり乗っている人にも地球にも優しい車両になるんだな
と思いました。

 
ちなみに、乗車率は単に重量の増加を計測しているみたいでした。
カーブで電車が傾くと乗車率がUP(笑)してましたので。

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衛星の衝突事故

どうも、BMOです。

 
米国とロシアの衛星同士が宇宙空間で衝突したというニュースが
入ってきました。

 
すごい時代になったなと感心すると共に、今後もより多くの国が
衛星を打ち上げようとする中で、どうやって宇宙空間の共同利用を
進めていくのだろうと心配になりました。

 
少なくとも、ぶつからないように交通整理をすると共に、当然耐用年数を
超えた衛星もどんどん出てくるので、そんな衛星をコントロール不能な
まま放っておかずに、制御できる時にどうやって安全に処分するかの
ガイドラインのようなものを取り決めるべきだと思います。

 
とは言え、軍事衛星などは各国の最重要機密なんでしょうから、全てを
オープンにとはいかないのだろうというのも想像に難くないですが。

 

 
個人的には、宇宙にごみを放り出すわけにはいかないので、制御可能な
ものは大気圏に突入させて燃え尽きさせる、事故などで制御不可能となった
ものは仕方ないので、制御ができなくなった時点で、自動的に地球の
重力圏を徐々に離脱するようなフェイルセーフな設計にしておいて
ほしいと思います。

 

 
そのうちに、自動車に搭載されるより先に、自動衝突回避装置が人工衛星に
搭載されるかも知れませんね。。。

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Googleを使おう#03

どうも、BMOです。

 
GoogleEarthの最新版がリリースされましたね。
早速インストールしてみたのですが、
まいりました、GoogleEarth。

 
今回の目玉は、同じ地点の過去に遡る事ができる、地上のみではなく、
海中にも潜ってゆけるというようなところでしょうか。

 
BMOのオフィスは田舎にあるので、画像が頻繁に更新されていないので
あまり過去に遡ることはできませんでしたが、都心などは埋立地が
広がっていく様子や、橋が架かっていく様子などを見ることができます。
海の方は、潜ってはいけるのですが如何せん海中は地形データしかないので
あまり面白い画像は見られませんでした。
Google社の事なので、珍しい深海魚が見れたりするのかなと期待しましたが
その期待は見事に外れました。

 
その他にも、ビルの様子が3Dで表示できるのですが、テクスチャも実在の
ビルに合わせて作成されており、ただただ感心するばかりです。
私の子どもの頃は、家庭に地球儀がありましたが、GoogleEarthがあれば
もう地球儀なんていらないですね。

 
ちなみに、Googleのソフトに対してはアイデアや技術力も当然感心の対象ですが
操作性についても特筆するものがあると思っています。

 
これは、技術者が常に利用者の目線でソフトと向き合っているからできるのでは
ないかと勝手に考えています。
また、彼ら自身もソフトのヘビーユーザーであり、ソフトに求める要求レベルも
非常に高いものがあるのだと推察します。

 
いくら高い技術力があっても、利用者を置いてけぼりにするソフトは
最終的に淘汰されると思っています。
そういう面でも、Googleには見習うべきところがたくさんあると思いますし
技術者としても時には過剰な程の刺激を与えてくれる有難い企業ですね。

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モバイルデバイスの実力

どうも、BMOです。

 
今回は私が日ごろ使っているモバイルデバイスについての話題です。

 
ここ一年以上、週の半分程度は出張している状態なので、場所を選ばず
ネットに接続できるように、イーモバイルの定額のデータ通信サービスを
使っています。

 
データ通信専用のカードもあるのですが、PDAタイプの方が何かと遊べるかな
と思って、最初はSHARPのEM-ONEという機種、現在はHTCのTouchDiamondを
使っています。

 

http://emobile.jp/products/ht/s21ht/

 
これは、WindowsMobileを搭載した携帯電話なのですが、USBでつないで
最大下り7.2MbpsのHSDPA通信が可能な通信デバイスにもなります。

 

 
これが優れもので、
携帯電話になったり、データ通信デバイスになったりは当たり前なのですが
カメラ機能、ビデオ機能、音楽プレーヤー、FMラジオになったりもします。
更に、定額でネットにつなぎ放題なので、通常のWebブラウジング、メールも
し放題です。
ワンセグは付いていないのですが、KeyHoleTV をインストールすればTVも
視聴可能です。極めつけは、GPSも付いているので、モバイル版のGoogleMapと
連動させれば、簡易ナビになってくれたりします。

 
とあまり書きすぎると、結局自分の持ち物の自慢かいな、ということになって
しまいますが、モバイルデバイスの進化はここまで来ました、ということを
感じて頂ければと思った次第です。

それも、こんなちっちゃくなって。(シャープの端末もあれこれできましたが
いかんせん、大きさが、、、)

 

 
ただ、WindowsMobileベースの携帯は、上記の後半の機能を実現しようと
すると、自分でWindowsMobileにソフトをインストールしたり簡単な設定を
したりする必要があります。 
この辺りが、PDAやモバイルPCがまだ一部の利用者にしか受け入れられない
理由になっているのだと思います。

 
通常の携帯電話であれば、全ての機能が事前にセットされて、メニューを
選択すれば全て機能を使えるので。

 
これらの端末は、これから更に高機能化が進むと思われますが、拡張性を
スポイルせずに利用者の垣根をどこまで下げられるかが今後の課題なんだと
思います。
その点では、Apple社が一日の長があるように思いますが、iPhoneのブームも
どうも一過性のものであるように感じますので、あと一歩なんでしょうね。

 

 
その一方で、一般利用者のリテラシー向上も必要だと考えますので、
BMOはその分野でも皆さんのお役に立てるようがんばっていきたいと思います。

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