初心者集まれ」カテゴリーアーカイブ

BMOの初心者集まれ【第19回:インターネットの仕組み、#9】

どうも、BMOです。

 
今回はインターネットの仕組みのなかで便利さを提供してくれる
技術の話ではなく、身を守るための技術のお話をしたいと思います。

 

 

そのために、何回かに分けて『セキュリティ』についてあれこれ
説明したいと思います。

 
インターネットでのセキュリティといいますと、大きく次のような
テーマに分かれると思います。

 

 
>>認証
 インターネットでは使っている人の顔がみえませんので、
 使っている人が本人かどうかを確認する必要があります。
 それを実現するんが認証技術と呼ばれるものです。

 

>>暗号化
 インターネットというネットワークはみんなの共有物なので
 いろんな人のデータが流れています。
 そのなかで、悪い人が故意に通信している内容を盗み聞きすることも
 ありますので、そんな事をされないようにする暗号化技術があります。

 

 
>>ファイアフォール
 皆さんも外出時は家に鍵をかけると思いますが、インターネットに
 つながっているパソコンは、大通りに面した家のドアを開けている
 ような状態です。
 インターネットにはよい人も沢山いますが、悪さをしてくる人も
 いることが事実なので、そんな人から身を守る仕組みがこれです。

 

 
>>ウィルスチェック
 ファイアフォールでガードしていても、だれかが侵入してきたり
 自分が間違って悪い人を家に入れてしまったりした時にでも
 対処してくれるのがウィルスチェックです。

 

 
というようなものが挙げられると思います。

 
以降、それぞれのテーマについて、もう少し細かく内容を説明して
いきたいと思いますので、よろしくお願いします。
(今回は、予告編ということで)
 

 
 

タグ , , , , ,

BMOの初心者集まれ【第18回:インターネットの仕組み、#8】

どうも、BMOです。

 
今回は、ワールドワイドウェブについてお話します。

 
ワールドワイドウェブなんて言われても何のことですか?という感じですが
World Wide Web、略して『www』と書くと、インターネット上でよく目にする
キーワードですね。

 

その意味はと言いますと、世界に広がるくもの巣のように情報が繋がって
いる仕組み、ということでしょうか。

 

このワールドワイドウェブという仕組み(システム)がインターネット上に
広がったお陰で、検索したキーワードから、BMOブログのページに飛んで来て
もらえたり、BMOブログのページから、友人のページに移動することが出来たり
します。

 

 

それも、メールを出すときのように、アドレスを入力することもなく、キーワードを
クリックすることで、そこにリンクされた情報を元にページが繋がっていくという
とても便利な仕組みになっています。
(こういう、クリックなどでページ間を移動する仕組みを『ハイパーテキスト』と
 呼びますが、それがインターネットにより全世界に広がったイメージですね。)

 

 
そして、そのワールドワイドウェブの仕組みの登場人物として、大切なものが
『ブラウザ』であり、日本ではホームページとよく呼ばれる『ウェブページ』で
あります。
ブラウザは、ホームページを見るためのソフトで、Windowsに標準で付いている
インターネットエクスプローラ(略して、IE)が一番なじみがあるのではない
でしょうか。
その他にも、Firefoxとか、Googleが作ったGoogleChromeというようなものも
あります。

 
基本機能は同じですが、それぞれ使い勝手や表示の速さなど特徴を出しています。
一方、ホームページと呼ばれる、全世界の人々や会社が公開しているページについて
ですが、これはHTMLという表示用の一種のプログラム言語で記述されます。

とはいいながら、書き方のルールは覚えないといけませんが、比較的理解しやすい
ルールの言語なので、一般の人々も気軽にインターネットに情報を公開しています。

ちなみに、HTMLなんて覚えたくないという方のためにちょっとした裏技を。

最近の(少なくとも、Office2003では)マイクロソフトのオフィス製品は
作成したファイルをHTML形式で保存できます。

 
なので、WordやExcelで自分なりにページを作って、HTMLとして保存すれば
HTMLの知識がなくてもウェブページを作成することができます。

 

 
最後に、日本ではウェブページのことをホームページというのは何故なんでしょう?
ホームページは、ブラウザのホームボタンで表示されるページの事なんですが。

 

残念ながら、なぜホームページという言葉が一般的に使われるようになったのか
についてはちゃんと調べられていません。

 

調べがついたら、どこかでご報告したいと思います。
 
 
 

 

タグ , ,

BMOの初心者集まれ【第17回:インターネットの仕組み、#7】

どうも、BMOです。

 

 

今日はインターネットに接続する際の接続形態についてお話したいと
思います。

 

みなさんはプロバイダって言葉を聞いたことはあるでしょうか?
テレビのCMでもプロバイダというキーワードはたまに出てきたりしますが
では、プロバイダはインターネットに接続する際にどういう役割を
果たしてくれるのでしょうか?

 
実はインターネットに接続していると言っても、ほとんどの場合は、
みなさんのパソコンが直接インターネットに接続されているわけでは
ありません。

 

インターネット回線といいつつも、実は接続先はプロバイダという
通信を行う会社なのです。

 

プロバイダはインターネットに直接接続する回線と、インターネット
上での住所を示すIPアドレスというアドレスを持っています。

(IPアドレスは持っているといいながら、申請してある番号帯を
 与えてもらっているだけなのですが)
で、プロバイダは自分の会員がインターネットに接続する場合は
自分の持っているインターネットのグローバルアドレスを会員に
動的に割り当ててあげることをします。

 

何故、会員一人ひとりにIPアドレスを静的に割り振ってあげないかと
いいますと、既にインターネット上のIPアドレスは不足しており
常時使うとも限らないパソコン一台一台に対してグローバルなIP
アドレスをそれぞれ割り当てるだけの数がもうないとうのが現実です。
そこで、プロバイダが自分の持っているIPアドレスをうまく使い
まわしながら会員がインターネットアクセスするためのアドレスを
提供しているということになります。

 
加えて、プロバイダの役割としては、会員に自分のドメインの
メールアドレスやホームページアドレス(+DISK)を提供するという
ことも行っています。

 
これにより、皆さんがメールを送受信したり、各個人のホームページを
公開したりすることができるのです。

 

 

以上、プロバイダはインターネット接続を行う際には無くてはならない
ものとなっています。
 
 
 

タグ , , , ,

BMOの初心者集まれ【第16回:インターネットの仕組み、#6】

どうも、BMOです。

 
ゴールデンウィークモードでお送りしております。

 
今回の初心者集まれは、総務省が出しています『情報通信白書平成20年版』より
インターネットに関する興味深い数字をご紹介したいと思います。

 

所謂、手抜きというやつです、すみません。

 

 
先ずは、日本のインターネット利用状況です。

 

平成19年末のインターネット利用人口は、8,811万人(対前年比0.7%増)、
人口普及率は69.0%だそうです。

 

人口普及率は、日本の全人口で割った数だそうなので、赤ちゃんからかなりの
ご高齢の方まで含めて、7割弱ですからすごい普及率ですね。

 

 
次に世代別で見ますと、中学に入るまでは70%弱の利用状況ですが、中学生から
39歳まではほぼ同一で95%程度の利用率です。

 

40歳を超えると徐々に右肩下がりで65歳ぐらいを境に利用率が50%を切るようです。

 

 

あと、面白かったのが年収別の利用率です。

 

年収と利用率は比例するのかと思いきや、年収1000万円までは年収が高くなるに
つれて、利用率が高くなっているのですが、1000万円を超えると若干ですが
利用率が下がっているのが興味深いところでした。

 

これは、年収と年齢に相関関係があり、年齢的に利用率が減っているのか
純粋に、年収が高くなるとインターネットに興味がなくなるのか、手元の情報
だけでは正確なところはわかりません。

 

 
最後に、ブログの開設動機についての調査がありました。

 

・自己表現 30.9%
・コミュニティ 25.7%
・社会貢献 8.4%
・収益目的 10.1%
・アーカイブ型 25.0%

 

だそうです。

 

自己表現では、10代、20代の割合が高く、アーカイブ型は、30代、60代が
収益目的では、10代、40代が多いようです。

 

なんとなくイメージができますね。

 

 

一応、このブログは社会貢献と思っているのですが、40代の割合が多い
という傾向が出ています。

 

うーん、私も40代なので世の中の流れには逆らっていないのかもしれません。
 
 
 

タグ , , , ,

BMOの初心者集まれ【第15回:インターネットの仕組み、#5】

どうも、BMOです。

 
インターネットのネットワークの仕組みに関する第二回目です。

 

今回はTCP/IP(てぃーしーぴー・あいぴー)についてお話します。
と言っても、技術的なお話をメインにするつもりはなくて、概念だけ
覚えてもらえればいいかなと思います。

 
TCP/IPというのは、インターネット上でコンピュータ同士がデータを
やり取りするために使われる作法です。

 

皆さんは電話をかけるときに、いきなり電話にでた相手に名乗らず
用件を話し出すというようなことはしませんよね。

 

先ず、『もしもし』、と言って、向こうが、『はい、xxです。』
と応えてくれて、『xx、ですが、xxがxxなんですが、、、』と
自分も名乗った後、用件を伝える、というような暗黙のルールで
会話をしていると思います。

 
コンピュータ同士も、いきなりデータを相手に投げつけるわけでは、
なく、『もしもし』、『ハイハイ』のやり取りをしているのです。
(決して、パソコンが声を出してしゃべっているわけではないです)

 
全世界につながっているインターネットですから、世界標準の作法
(プロトコルといいます)があって、それにTCP/IPという名前が
ついているのです。

 
通常、電話の仕組みは理解していなくても、電話をかけることは
できるのと同じように、コンピュータの通信も特に仕組みを理解して
ないと通信ができないということではありません。

 

問題が発生した時や、もっと便利に使いたいときには、理解しているに
越したことは無いのですが、電話でいう電話番号に相当するもの
(これをTCP/IPの世界ではIPアドレスといいます)さえ押さえて
いれば、基本的にネットワークに接続して、インターネットを楽しむ
ことができます。

 
自分でパソコンをセットアップしてネットワークにつないだ経験の
ある人は、手順の中で 192.168.0.123 というようなピリオドで
区切られた数字を入力したことがあるかもしれません。

 

これが、IPアドレスと言って、コンピュータをネットワークにつないだ
時に、そのコンピュータを識別するためのIDとなります。
世界中につながっているインターネット上には、このIPアドレスが
重複することなく割り当てられて、電話番号と同じように、この
アドレスさえ知っていれば、直接そのIPアドレスを持ったコンピュータと
通信することが可能です。

 

当然ながら、相手側が通信してもいいよ、と許可をもらえることが
大前提です。許可ももらわずこっそり勝手に通信を始めたりするものは
ウィルスと呼ばれます。

 

 
最近では、セットアップも簡略化、自動化が進んで、IPアドレスの存在も
特に意識させないようになってきているように思いますが、少なくとも
自分のパソコンには何らかのIPアドレスが付与されて、通信している
という認識は持っていただけたらなと思います。

 
次回は、自分のパソコンはインターネットに接続しているけれど
どんなつながり方をしているの?

 
というようなところについて、一般論にはなりますが、お話したいと
思います。
 
 
 

タグ , , ,