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WBCの広告

どうも、BMOです。

 
最近ではあまり話題に上りませんが、WBCの話題です。

 

WBCの中継を見ていて、みなさんは球場のバックネット下の広告が気に
なりませんでしたか?

 

日本代表の試合の場合、日本向けの広告が入っていましたので、当初大型
スクリーンの電子広告かなと思っていました。

 

でも、相手側の国民も応援しているわけですから、相手側の国のTVにも
日本の広告が映っているのかどうも気になりました。
もしかしたら、視聴者数の多い国やお金を沢山払える国の広告を優先的に
流すのかな、なんて思ったりもしていました。

 
 

そんなもやもやがネット上のある記事を読んで氷解しました。
http://markezine.jp/article/detail/6906

 
それは、なんとITを駆使したバーチャル広告だったのでした。

 

上記の記事曰く、あの広告は、現地では無地となっており、位置検出技術を
使ってCGの広告を合成して各国へ映像として配信しているもの、だそうです。
私は見ていてCGであることに気づきませんでしたし、かなり高度な画像処理や
位置検出技術が用いられているとのことです。

 
前に、ハリウッドのボディダブルの話をしましたが、もう見えているものも
何を信じていいかわからないですね。

 
ボディダブルに興味のある方は、以下の記事を。
http://www.bmo.bz/blog/?p=178

 

 

話は飛びますが、近頃の仮面ライダーのロケは戦いの場面でも、ビルの屋上や
おしゃれな街中でおこなわれています。

 

昔の仮面ライダーは、戦いの場面になると『こっちだーぁぁぁ』とか言いながら、
山間の採石場に場面を移して戦いが始まりましたが、最近の仮面ライダーでは
普通の街中でも派手な爆発や戦いのシーンがCGで作りこまれています。

 
 

かなり前にバーチャルリアリティという言葉が流行りましたが、あの時はどう見ても
バーチャルリアリティの画面であることを”リアル”に感じましたが、もう既に
バーチャルであることすら感じさせないリアルが溢れているのですね。
 
 
 

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便利なシフトキー、コントロールキー

どうもBMOです。

 
久しぶりのWindowsTIPSです。

 
今回は、日ごろよく利用するであろう、ファイルのコピーや移動について
便利な機能をご紹介します。

 

 

一つ目は、ファイルコピー時のシフトキーの便利な使い方です。

 
ファイルをコピーする際に、コピー先に同じファイルが存在していて
いちいち上書き確認にはい・いいえを押すのが面倒くさい場合があると
思います。

 

VISTAではファイルのコピー先に同じファイルがあったときに、上書きするか
コピーしないかを確認するウィンドウの左下に、同じ操作を全てに適用する
というようなチェックボックスが出てきます。

 

XPの確認ウィンドウでは、全て上書きはあるのですが、全て上書きしない
(スキップ)というボタンはありません。
が、安心してください。

 

その場合でも、シフトを押しながら『いいえ』をクリックすると全て上書き
されずにコピーされます。

 

 
二つ目は、シフトキーとコントロールキーです。

 
ドラッグ&ドロップでファイルを移動、コピーする場合、同一ドライブであれば
デフォルトはファイル移動、別ドライブであればファイルコピーですよね。

 

そこで、同一ドライブでもファイルをコピーしたい場合は、コントロールキーを
押しながらドラッグ&ドロップをしてみてください。
同一ドライブでもコピーモードになります。

 

逆に、別ドライブにフィルを移動したい場合には、シフトキーを押しながら
ドラッグ&ドロップをしてみてください。
コピー元のファイルはなくなって、ファイルは移動されます。

 

 
GUIは直感的に操作ができるのですが、その操作に慣れてしまうとそればかり
使ってしまう傾向があるように思います。

 

こんな事ができたら、操作の効率が上がるのになぁ、と思うことがあれば
ネットで検索してみるのも一つかもしれません。
特別な操作で無い限り、うまいやり方が見つかることが多いと思います。
多分、Windowsを作っている人達も、同じように不便を感じて、日々改良して
いると思いますので。

 

 
問題は、それをうまく広げる術が少ないことなのかもしれませんね。。。

 

微力ながら、がんばりたいと思います。
 
 
 

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BMOの初心者集まれ【第12回:インターネットの仕組み、#2】

どうも、BMOです。

 
今回は電子メールの仕組みについて2回に分けてお話します。
電子メールの仕組みを分かりやすく説明するために、ここでは郵便物に
例えて次のような流れでお話を進めていきたいと思っていまして、
第1回目は、手紙を出すところまでをご説明します。

 
1.手紙を書く
 ↓
2.手紙を投函する(今回はこの部分まで)
 ↓
3.手紙を配達してもらう
 ↓
4.手紙を受け取る

 
では、先ず手紙を書きましょう。

 

 

一般的な手紙では、便箋とペンで手紙を書きます。
電子メールの場合は、電子メールソフト(メーラーと呼ばれたりもします)
を立ち上げて、メールの新規作成を行うことでメールを書きます。

 
電子メールソフトは、Windowsには、OutlookExpressやWindowsメールという
ソフトが標準で付属します。

 
封筒に書くあて先は、以降で説明する相手の電子メールアドレスという
文字列を指定します。最近では、メアドと呼ばれていますね。

 

 
次に投函ですが、これはメールソフトの『送信』ボタンを押すこととで
メールが投函(送信)されます。

 
正しくメールが投函されるためには、初回にメールソフトを立ち上げた際の
初期設定をきちんとしておく必要がありますが、それは以下の手紙を配達して
もらう、のところで触れたいと思います。
(多分、メール初期設定は、プロバイダなどが作った、登録の手順の説明資料に
 沿って行ったと思います。)

 
さて、ここからが、今回の説明のメイン、手紙(電子メール)を投函(送信)
する際の仕組みについてのお話です。

 
この内容をざっと理解してもらえると、メールソフトの初期設定内容が
だいたいこういうことを設定しているんだな、ということがイメージできると
思います。
では本題に入っていきます。

 

 

 

みなさんは、手紙を出すときには最寄のポストか、郵便局に行って手紙を
投函すると思いますが、電子メールも同じように郵便物を受け取ってくれる
『電子メールサーバ』というものがインターネット上に多数存在します。

 

 

通常の郵便は有料の切手さえ貼れば、だれでも、どこのポストにでも
投函できますが、インターネット上のメールは無料で切手は要りませんが、
その代わり、メールを出す先(電子メールサーバ)は固定となります。

 

なぜ固定なのか、について説明するためには、先ず電子メールアドレスについて
説明します。

 

 

インターネットの電子メールでは送付先住所は『メールアドレス』と呼ばれ、
例えば、 xxxx@bmo-inc.co.jp というような形式の文字列になっています。
(@は本来半角ですが、ここでは全角になっています)

 
@はアットマークと呼ばれ、@以降の bmo-inc.co.jp 部分がドメイン名と
呼ばれるインターネット上の住所を表しています。

 

 

xxxx@bmo-inc.co.jp というメールアドレスは、bmo-inc.co.jpという
インターネット上の町に住んでいる、xxxx さんという人を表すイメージに
なります。

 

 

ちなみに、bmo-inc.co.jp という町には、住人を名前(xxxx部分)だけで判断
しますのでxxxxさんは一人だけしか登録できません。
メールアドレスの登録時に、その名前は既に使われています、といわれる場合が
あるのは、このように同じ町(ドメイン)に同一名が複数登録できないから
です。

 

 
話を元に戻しますと、電子メールは無料(通信料は別)で送信することができ
ますが、送信を行うメールサーバは送信する人の地元のサーバ(同じドメインの
メールサーバ)を使うことが通常なので、メールサーバが固定になるのです。

 

一つの理由に、悪い人が無料であることをいいことに、電子メールをばら撒く
ことがないように、メールを送信する際に、自分の住人であるかどうかを、
パスワードで確認しています。事実上、そのパスワードが登録されている自分の
ドメインのメールサーバしか使えないというのが現実です。

※:以前は、送信は認証なし(自由)、受信だけは他人にメールを受け取られないように
  パスワードで認証ということでしたが、最近はだれでもどこでもメールを送信する
  ことは、事実上難しくなりました。 

 
メールの初期設定で、送信メールサーバ(SMTP)というような欄があったと
思いますが、これが上記のメールサーバを示すところです。
また、パスワードも入力したと思いますが、これも上記の理由によるものです。

 

 

送信用のメールサーバとパスワードが正しく設定されていれば、メールソフトの
送信ボタンで、あなたのメールは無事、指定のメールサーバに渡されて、送信先に
指定したメールアドレスの相手まで配達されるはずです。

 

 
配達の仕組みと受け取りの仕組みは、次週ご説明します。
 
 
 

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ガレージ整理

どうも、BMOです。

 
突然ですが、ガレージを整理しました。

 
当初は何も無いガレージだったはずなのですが、知らない間に
モノが増え続け、最近ではカオス状態になりつつありました。

 

実際には、私の知らない間にガレージが勝手にカオス化する訳もなく、
私が乱雑になっていくガレージに一向に意識を向けず、モノを置き続けた
からに他ならないのですが。。。

 

 
そこで一念発起して、家族総出でガレージ整理をしました。

 
事前にホームセンターで整理棚としてスチールラックを買っておいたの
ですが、これが意外と功を奏しました。

 

それが、3,480円だったか、一番安い5段棚を買ったので、組み立て時には
大丈夫かいなと心配するぐらいの頼りない感じの棚だったのですが、、、

その棚があるだけで何か整理の目標物ができたかの様に、モノが
片付いていきました!!!

 

 
もし、何も置かず、今まで乱雑になっていたものを単に再整理しようとしても
目標感がなく、右においてあったものが左になったりするだけで、イマイチ
きっちり整理された感がでなかったのではと思います。

 

 
単なるガレージ整理作業でしたが、無秩序の中に何かコアになるものを入れる
ことで、急速に秩序を取り返すことができるんだ、という事を感じることが
できた作業でした。

 
そういえば、小学校の夏休みの宿題で、結晶作りをしたときも、種となる
結晶を入れることで、その周りにきれいな大きな結晶ができたな、という
ことも今更ながら思い出しました。

 

混沌のプロジェクトを結実させるのも、核があると結構スムーズにいくのかも
しれませんね。

その『核』は何なのかは、難しいテーマなんですが。。。

 

 
以上、雑感でした。
 
 
 

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スーパーSE #03:合意形成能力

どうも、BMOです。

 
スーパーSEになろう、ということで第三回目です。

 

すごいですね、三週間で、自分の周りの些細な変化を見逃さず、
その変化を周りの人にうまく伝え、理解してもらうことができる
SEへと変貌を遂げられているのですから (^_^)

 

決して、冗談ではなく、その必要性を感じ、日頃から意識を高め、
勇気を持って実践していっている限り、少しずつ、でも確実に、
ステップアップしているはずですので。

 

 

さて、今回は、情報を見える化し何かアクションを取ろうとした時に
利害関係を有する関係者がいる場合、どのようにして合意を形成して
いったらよいかというところでお話をしたいと思います。
(一応お断りですが、私の経験に基づくスキルアップのヒントですので
 あまり学術的な観点からはお話できないと思います。どちらかというと、
 浪花節的なテイストも多分に含まれるかも・・・)

 

 
では、SEの備えるべき、合意形成能力のポイントを順に挙げていって
みたいと思います。

 
(1) ディベート的な進め方はしない
 ~ 極端な例を除いて、10:0の決着はない。 ~

 

 当事者それぞれが自分の立場を正当化するためだけの理論武装をして
 譲歩を許さない、という立場で会議に臨んだ場合は、結論はでるかも
 しれませんが、合意は形成することは難しいはずです。

 

 特定条件下の理屈だけで押し通された結論では、参加者は合意の
 当事者という認識をなかなか持てません。

 

 百歩譲って、自分の立場を相手にわかってもらうための理論武装
 (武装という言葉自体物騒ですが)はよしとしますが、合意を得る
 ための譲歩の準備は必ず行うようにしておきましょう。

 

 

(2) 相手の立場を可能な限り理解する
 ~ 時には相手の立場に立って解決策を検討してみる。 ~

 

 合意を得るための譲歩のラインや、合意を形成するための支援・協力の
 検討には、自分の立場だけではなく、相手側の立場もよく理解することが
 大切だと思います。

 また、その理解を高めるためにも、打ち合わせ中に相手に対して
 自分達はこのように理解しているのだけれども、その理解で認識に
 相違が無いか直接確認してみるというのも有効的で、かつ友好的な
 雰囲気も醸し出せます。

 

 支援や協力の提案も、相手にとってプラスになるものでないと
 単なるお仕着せになってしまいますので。

 
(3) 情報は可能な限り公開する
 ~ 同じ土俵で解決策、妥協点を議論する。 ~

 

 交渉の常套手段として、有利なカードは積極的に切り、不利な
 カードは伏せておくというのがあると思います。

 

 ただ、それが極端になると、本筋の議論ができない空中戦が延々と
 続くことになり、本当に解決すべき問題が浮き彫りにされないまま
 時間だけが無駄に過ぎてしまうことが多々有ります。

 

 合意形成を行うためには、それぞれが可能な限り情報を公開し
 各々の立場を明確にした上で、同じ土俵で妥協点を議論する
 必要があると思います。

 
(4) 自分のスキル・能力・知力・権力でカバーできるところは
  出し惜しみしない
 ~ ノブレス・オブリージュ的な発想が硬直した状況を打破する(かも) ~

 

 これは、何もかも自分が全部引き受けちゃうことで、その場を収めま
 しょう、という意味では決してありません。
 たまに、そういう人を見かけますが、残念ながらそれでうまくいく
 ことは稀だと思われます。

 

 ここでお伝えしたいのはそういうことではなく、自分の能力の範囲で
 できることであれば、例えそれが自分の責任範囲外であっても、協力の
 申し出をすることや、アイデアを出すことで、解決の糸口を見出すことが
 できる可能性があるということです。

 またそれが、スーパーSEの責任であると(私は、強く)思います。

 

 

 

以上ですが、最後に少しだけ現実的に引き戻すような話を。

 

私の知りうる範囲では、SEの現場でのステークホルダとの交渉において、
真の合意形成を目指して打合せに臨むということはまだまだ少ないように
思います。

 

具体的には、既に根回し済みの落としどころの承認会議であったり、
ディベート的に一方的な立場の理屈で抑えられたり、最も悲しいのは
単に声の大きい(影響力の強い)人の意見で押し通されたり、と
会議終了後に参加者のほとんどが無気力に『あーあ』的な空気を持って
会議室から出てくるような会議が結構あるのではないかと思います。

 

また、会議というものはそういうものだと思っている人も多いのかも
しれません。

 

でも、最初の話ではないですが、少しでも意識を持って実行することで
少なくとも、その人『個人』のスキルは上がります。

 
そして、10回のうち1回でも、しっかりとした合意形成ができた会議を
経験することで、周りの状況も徐々に変わっていくと思います。

 
そうして、会議終了後、それぞれの人が、席を立ちつつ、自分がその後
すぐ取り掛かるべき自分の役割をイメージしながら、『よっしゃ』と
言って、会議室を出て行くような会議がひとつでも増える事を祈って
止みません。
 
 
 

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